TOEIC受験に必要なもの完全ガイド|当日持ち物リストと忘れ物対策・安心して試験を迎えるコツ

木製テーブルの上に積まれた古本の山 TOEIC対策

TOEIC受験を控えて「必要なものを忘れてしまわないか不安…」と感じている方も多いのではないでしょうか。

実際、受験当日に受験票や本人確認書類などの必須アイテムを忘れてしまうと、せっかくの努力が無駄になってしまうこともあります。

この記事では、TOEIC受験に必要なものや選び方、持ち込み禁止物、そしてもし忘れてしまった場合の対処法まで、受験生が知っておきたい情報をわかりやすく解説します。

準備の抜け漏れを防ぎ、当日安心して試験に集中したい方は、ぜひ続きをご覧ください。

TOEIC受験に必要なもの一覧と選び方

多数の開かれた本が並べられたテーブルの俯瞰

TOEICを受験する際には、忘れてはいけない持ち物がいくつかあります。

試験当日に慌てることなく、落ち着いて受験できるように前日からしっかりと準備しておきましょう。

受験票

TOEIC受験の最も大切な書類が受験票です。

受験票は試験実施日前に自宅に郵送されるので、必ず内容や記載事項を確認しましょう。

試験当日は必ず原本を持参してください。

紛失した場合は事前に公式サイトや運営事務局に問い合わせて対応しましょう。

写真付き本人確認書類

試験会場で本人確認のために必要です。

有効なものは運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなどが挙げられます。

学生証や社員証でも顔写真付きであれば利用可能な場合もありますが、事前にTOEIC公式サイトで認められているかを確認しましょう。

期限切れのものは認められないので注意が必要です。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • マイナンバーカード
  • 写真付き学生証や社員証(要確認)

証明写真

証明写真の提出が必要な場合は、事前に最新のものを用意しましょう。

TOEICの申込時や当日に必要となる場合があります。

証明写真の規格は事前に募集要項などで確認してください。

サイズ 縦4cm×横3cmなど指定あり
背景 無地、白背景推奨
期限 6ヶ月以内に撮影したもの

筆記用具(鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム)

マークシート方式のため、HBまたはBの鉛筆やシャープペンシルを必ず用意しましょう。

消しゴムも忘れずに持参してください。

会場によっては貸し出しがない場合もあるので、複数本準備しておくと安心です。

腕時計(スマートウォッチ不可)

試験会場には時計が設置されていないこともあります。

時間配分を自分で調整するためにも、アナログまたはデジタルのシンプルな腕時計を持っていくと良いでしょう。

スマートウォッチや通信機能付きのものは持ち込み禁止なので注意しましょう。

服装・防寒対策アイテム

会場の空調が自分に合わない場合もあるため、カーディガンやストールなどの羽織ものを用意しておくと便利です。

温度調整がしやすい服装がおすすめです。

夏場、冷房が効きすぎていることもあるので防寒対策も忘れずにしましょう。

予備の持ち物・万が一の備え

念のため、鉛筆や消しゴムの予備、薬、ハンカチやティッシュ、水分補給のためのミネラルウォーター(ラベル無し推奨)なども持参しておくと安心です。

急なトラブルにも対応できるよう、事前準備を万全にしましょう。

TOEIC受験に便利な持ち物

膝の上で本を読む女性の手元のクローズアップ

TOEICを受験する際には、普段使っている筆記用具や写真付きの身分証明書以外にも、当日を快適に過ごすためのアイテムを用意しておくと安心です。

ここでは試験当日に持っていくと役立つ持ち物について紹介します。

軽食・飲み物

TOEIC試験は午前・午後と時間が決まっており、当日の会場によっては昼食を買う場所が近くにない場合もあります。

エネルギー不足を防ぐためにも、簡単につまめるおにぎりやサンドイッチ、チョコレート、エナジーバーなどの軽食を持参すると安心です。

また、試験前や休憩中にのどを潤すための飲み物も準備しておきましょう。

  • おにぎりやパンなどの腹持ちの良い軽食
  • 糖分が摂れるチョコレートやエナジーバー
  • ペットボトルの飲み物(お茶や水、スポーツドリンク)

会場内では飲食が制限されている場合がありますので、休憩時間や指定の場所でいただきましょう。

ティッシュやハンカチ

突然の鼻水や手汗、会場内で汚れが気になったときにティッシュやハンカチがあると便利です。

また、夏場は汗を拭いたり、冬場は寒さ対策にもなります。

しっかりとした準備をしておくことで、万が一の時にも安心して試験に臨めます。

アイテム 用途
ティッシュ 鼻をかむ、手や机を拭く
ハンカチ 汗ふき、手洗い後に使用

どちらもかさばらないので、バッグやポケットに入れておくと良いでしょう。

目薬やマスク

長時間にわたる試験では、集中して問題を解いているうちに目が乾燥することもあります。

そんな時には目薬があるとリフレッシュでき、残りの問題にも集中しやすくなります。

また、風邪や花粉症が気になる季節にはマスクも必需品です。

試験会場は多くの人が集まるため、感染症対策の一環としてもマスクの持参をおすすめします。

単語帳や参考書

試験開始前の空き時間に復習をすることで、不安を和らげたり、直前の確認をすることができます。

持ち運びしやすい単語帳や、自分がよく使っている参考書を持参しておくと、スキマ時間にも効率よく勉強ができます。

特にリスニング対策のフレーズ集やキクタン、STANDARD TOEICなどのコンパクトな参考書が人気です。

試験直前まで少しでも復習しておくことで、自信を持って本番に挑めるでしょう。

TOEIC会場への持ち込み禁止物

ノートパソコンとノートで勉強する二人の学生の手元

TOEICテストを受験する際には、会場内に持ち込めないものがいくつかあります。

これらの禁止物をしっかり把握しておかないと、試験開始前に慌ててしまう原因にもなるので注意が必要です。

試験当日は必要なものだけを持参し、不要な荷物はできるだけ置いて来ることをおすすめします。

電子機器

TOEIC会場ではほとんどの電子機器が持ち込み禁止となっています。

スマートフォン、タブレット、携帯電話、携帯音楽プレーヤー、電子辞書、スマートウォッチなどが該当します。

  • スマートフォンやタブレット
  • 腕時計型デバイス(スマートウォッチなど)
  • 電子辞書
  • 録音・再生機能付きの機械

これらの電子機器は、試験室に入る前に電源を切った上で指定された場所に預ける必要があります。

参考書・ノート

試験会場内への参考書やノート、印刷物の持ち込みも認められていません。

休憩時間や待機中であっても、これらを開いて勉強することはルール違反になります。

持ち込み禁止物 理由
英語参考書 試験内容に関わる情報保持を防ぐため
ノート メモや重要事項の確認防止のため
単語帳 語彙力アップのズル防止

試験本番に備えて自宅やカフェなどでしっかりと勉強を済ませておくようにしましょう。

帽子やサングラス

TOEICテストでは帽子やサングラスの着用・持ち込みも禁止されています。

これは、本人確認やカンニング防止のために厳しく定められているルールです。

特に大きなツバのある帽子や顔を覆うサングラスなどは、試験官から外すよう指示されることがあります。

視力矯正用の眼鏡は例外ですが、色付きのレンズや装飾の多いものは誤解を招く場合があるので注意しましょう。

TOEIC当日に必要なものを忘れた場合の対応

リングノートとオレンジ色のペンのクローズアップ

TOEICの試験当日は、うっかり忘れ物をしてしまうこともありますが、慌てずに冷静に対処することが大切です。

忘れた物によって対応方法が異なるため、それぞれのケースごとに確認して対応を考えましょう。

受験票を忘れた場合の対応

受験票を忘れてしまった場合でも、原則として試験会場で受験自体ができなくなることはありません。

まずは会場のスタッフや受付に申し出て指示を仰ぎましょう。

身分証明書とともに本名や受験者番号などを伝えると、受付側で照会対応をしてくれることがほとんどです。

ただし受験会場によって異なる場合もあるので、余裕を持って早めに到着し、受付で事情を伝えることが大切です。

再発行や何らかの確認作業が入る場合もあるため、時間にはゆとりを持って行動しましょう。

会場での対応内容 必要な情報 備考
本人照会 氏名・受験番号 スタッフが名簿で確認
再発行手続き 本人確認書類 必ず身分証が必要

本人確認書類を忘れた場合の対応

TOEICでは、本人確認書類が非常に重要で、これがない場合は原則として受験できません。

本人確認書類には、写真付きの公的身分証明書などが認められています。

万が一忘れてしまった場合は、どうしても受験したい場合のみ、急いで家に取りに帰るか、近隣で発行可能な証明書(仮運転免許証など)が入手できるか確認しましょう。

一部の場合を除き、受付では「後日提示」や「例外対応」は認められません。

  • 運転免許証
  • パスポート
  • 学生証(写真付き、氏名、生年月日記載のもの)
  • 個人番号カード(マイナンバーカード)

本人確認書類は、絶対に忘れないように前日から準備することをおすすめします。

筆記用具やその他忘れ物への対処

筆記用具や時計などの小物を忘れてしまった場合も、落ち着いて対応しましょう。

TOEICの試験会場では、鉛筆や消しゴムは貸し出してもらえる場合がありますが、数に限りがあるため、事前に受験案内や公式サイトで確認しておくと安心です。

卓上時計も貸し出しは基本的に行っていませんので、時間管理が大切な方は忘れ物がないかチェックリストを活用すると良いでしょう。

  1. 会場でスタッフに申し出る
  2. 貸し出し用具があれば借りる
  3. 受験時はスタッフの指示に従う

また、会場での忘れ物は後日問い合わせると受け取れることもあるので、忘れた場合はまず事務局へ連絡しましょう。

TOEIC受験に必要なものを準備する際の注意点

文法や歴史などの教科書が積まれた学習用ブックセット

TOEIC受験にあたっては、事前の準備が非常に大切です。

忘れ物や規定違反があると、せっかくの試験が受けられなくなることもあります。

落ち着いて試験に臨むためにも、必要なものをしっかり確認し、余裕を持って準備しておきましょう。

持ち物の事前チェック方法

TOEICの受験当日に必要なものは、「受験票」「本人確認書類(写真付き)」「鉛筆・シャープペンシル」「消しゴム」「腕時計」などです。

すべて前日に揃えておき、見える場所にまとめておくと忘れ物防止になります。

公式サイトの案内も必ず確認しましょう。

  • 受験票(写真貼付済み)
  • 本人確認書類(運転免許証やパスポート等、写真と氏名が明記されたもの)
  • HBまたはBの鉛筆、またはシャープペンシル
  • 消しゴム
  • 腕時計(試験会場によっては時計が設置されていない場合もあるため推奨)

これらを1つのバッグやクリアファイルにまとめるとスムーズです。

特に受験票の有無や本人確認書類の種類には注意しましょう。

写真・書類のサイズと規定

TOEICの受験票に貼付する写真や、本人確認書類の規定を正しく守る必要があります。

特に証明写真のサイズや撮影時期には厳格な決まりがありますので注意しましょう。

項目 規定内容
証明写真サイズ 縦4cm × 横3cm
写真の撮影時期 試験日の6ヵ月以内
本人確認書類 顔写真入り・有効期限内(運転免許証、パスポート等)

撮影した写真は背景が無地で、顔が正面を向いていることが求められます。

書類の不備や期限切れなどがないよう、受験日前にしっかりと確認しておきましょう。

前日準備と当日朝の確認ポイント

前日は必要な持ち物をバッグにセットし、万が一に備えて再度チェックリストを見直しましょう。

試験会場の場所や開始時間も事前に調べ、朝は余裕を持って出発することが大事です。

  1. 持ち物全体を最終確認(受験票、本人確認書類、文房具など)
  2. 試験会場への行き方と交通手段の確認
  3. 開始時間と集合時間の把握
  4. 朝食をしっかりとること、体調管理
  5. スマートフォンや電子機器の取り扱いルールにも注意(試験中は電源オフ)

当日持参するものは、再度落ち着いて確認し忘れ物がないようにしましょう。

余計な緊張を避けるためにも、事前準備をしっかり行い、試験に集中できる環境を整えてください。

TOEIC受験を安心して迎えるためのポイント

手書きメモが書かれたカラフルな付箋のセット

ここまでTOEICを受験する際に必要なものや事前準備についてご紹介してきました。

受験当日は、忘れ物がないことが何よりも大切です。また、持ち物以外にも、試験本番に集中するためには前日までの体調管理や、試験会場までのアクセスを事前に確認しておくことも欠かせません。

当日になって慌てないためにも、受験票・本人確認書類・芯が濃い鉛筆やシャープペンシル・消しゴムなど、必須アイテムを前日までにまとめて準備しておくと安心です。

また、勉強だけにとらわれず、リラックスした気持ちで本番を迎えることも実力を発揮するポイントの一つです。

TOEICの受験は、多くの方にとって節目となる大事な機会です。準備を万全にして、当日は自信を持って試験に臨みましょう。

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